アメリカでのスクールカーストについて その2
前回の続きです。今回はＡＢＣ理論ではＢに相当する？階層についでです。
第２階層（＝日本のＢ上層部、通称ビープラス）
- ＳＩＤＥＫＩＣＫＳ（女王の仲間）
- ＰＬＥＡＳＥＲ（取り巻き）
- ＷＡＮＮＡＢＥ（Ａクラスのファン）
これは日本のＢプラスにも近い部分あるんじゃないかなと。特に女子にあてはまりそうです。Ａクラス女子の周辺にいる女子軍団。ファッションとか化粧とか、見た目は同じように見えて、一見するとＡクラス女子と友人なんじゃないの？と思われますが、女子には男子ほど目に見えてはっきりしないものの純然たる階級は存在して、実際はＡクラスとＢクラスの女子は見えない上下関係が築かれている・・・。そういえばオナニーマスター黒沢でもありましたね。最初にイジメを行っていた女子がおとなしくなると、その代わりに２番手クラスの女子がイジメを始める。やっていることは同じなのに、２番手は最初の女子に本当は逆らえない。
とまあエラそうに書いていますが、Ａ女子というのはＣクズの私からすれば最も遠い存在、分かりやすく言えばＦＣ版ＦＦ３で賢者から忍者にクラスチェンジする位アラインメントが違う*1訳で、内情なんて分かる訳はありません。あくまで、私が中学くらいに体験した人間関係をもとにしているので、「そんなことないわ！女子はみんな平等で仲良しなの！」とか「黙っとけ、童貞」というご批判は甘んじてお受けいたします。
しかし、Ａクラスの取り巻きは分かるにしても、ファンともなると日本では結構イタい存在、いわばＣなんじゃないかなぁと思うのですが。ファッションとか真似ていても見た目全然違う、例えるなら綾瀬はるかと女版永源遥*2位違うというパターンはよく見かけます。
私としては、第２階層と第３階層の間にある、ごく一般的なＢという方が多く存在するとおもうのですが、ここでは特徴を強く見せるために省かれていると思います。スゴいモテるわけでもないけど、学生時代はそれなりにいい青春時代を過ごし、スポーツも勉強とそれなりにはこなすという・・・そんな人に私はなりたい！と思っていたんですがね・・・結局この歳までバリＣのまま来てしまいました。すいません。
第３階層（＝日本のＢ下層部、通称Ｂマイナー？）
- ＭＥＳＳＥＮＧＥＲ（パシリ）
- ＰＲＥＰＳ（文科系）
- ＳＬＡＣＫＥＲ（怠け者、バカ）
この階層は非常に説明しづらいなぁと。この下に第４・５階層があるので、ヒエラルキー上は中間層のはずなんですが、パシリとかバカとか、どっちかというとＣに近い分類の言葉が並んでいます。これは、第５階層のＴＡＲＧＥＴ（被害者）というのが、日本のＣとか言っていられないくらい徹底的な差別（つまり、パシリというのは上層部との交流はあるが、被害者となるともはや人間扱いされない）を受けていて、そういう意味で細分化されているということは考えられます。
ただ、私がここで提唱したいのは、「パシリ」や「バカ」＝三枚目的なポジションなのではないかということです。
Ａクラスの男女にいつもバカにされているけど、それでいて笑いが取れる人。会社の飲み会で言えば、いつも上司に芸をさせられたりして、でも場を盛り上げる人。こんな人はいませんでしょうか？この人たちはＡ様から見れば下の立場ですが、それでも話題は合わせられるし、意外と女子のウケもよかったりする。対してＣクラスの人間はそもそもＡと話題が合いません。軽くバカにしようにも意外と難しいのです。本当にバカにするとイジメになっちゃいますからね。
昨今のお笑い芸人のも言えますが、本当にバカにされる人間はそんな笑いを取れる余裕なんてありません。
あ、我が同志、Ｃの皆様に忠告致します。くれぐれもこの三枚目ポジションの人をＡ様と同じように調子に乗ってバカにしてはいけません。その場は受けてくれますが、あとでＡのいないところに呼び出されて鉄拳タッグトーナメント喰らいますよ。この人たちはあくまで三枚目を演じているのであって、プライドはちゃんとありますから、Ｃごとき人間はちゃんと侮蔑してますからね。本当に気をつけましょう。
もうひとつの文科系というのは、いわば「出来杉くん*3」ポジションということでしょうか。このポジションもいいですよ。ヒエラルキー世界からは一歩置いて、上下関係にも晒されない。出来杉もケンカが強いわけじゃないけど、ジャイアンにいじめられるシーンはありませんよね。こんな人間に私は・・・ってもういいか。どうせ今から思ってもムダだし。
そんなわけで続きは次回。次回はお待ちかね、大喜利のコーナーです。まずはメンバーのご挨拶からどうぞ、じゃなくてわれらの住む世界、Ｃクラス相当の階層へご案内です！
