これ、大人（特に中年以上）にも聞いてみろと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080627-00000044-yom-soci
「大隈重信は何した人？」明治の偉人も小６の正答率３割以下
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080628-00000006-maiall-soci
＜社会科テスト＞小６の６割 福井と徳島の位置分からず−−教育政策研調査
最近はやりの「今の小中学生はこんなにバカなんですよ」調査の新しいのが出ました。
まず１つめの調査は、小学６年生に偉人の業績について聞いた調査で、たとえば「邪馬台国の女王」「日本にキリスト教を布教した」「明治維新の中心人物」という業績と「卑弥呼」「ザビエル*1」「大久保利通」などの人物名を結びつけて答えさせる形式らしいです。
新聞とかは「近現代史の人物の正答率が低い！もっと近現代史やれ！」というのを言いたいのかどうか知りませんが、「最近の小学生は学力低下していて困るわ」とか言ってる奥様連中やオヤジ共にも同じ問題を出してみろと言いたいです。私の予想では大して結果変わらないと思いますよ。
大人の調査だとどうしても街角調査が主流で、東京のビジネスマンなど偏った人たちに聞いてしまいがちですが、全国くまなく調査すればきっとこんな答えが返ってくるでしょう。
「そんなの知って何の得になるの？」
２つめの調査も一緒です。県の位置が分からないのは「学力低下だ！」と言いますが、これも大人に聞いてみるといいでしょう。ちなみに私は昔同じような問題を出されて全問正解したところ「○○くんて、生きていく上では必要ない知識は良く知っているよね」と言われました。昔、大塚寧々の元旦那が「駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりたくない」という本を出してましたが、世の中の本音はこっちですよ、多分。
ちなみに元旦那は「おまえがこの世に５人いたとしても５人ともこの俺様の女にしてみせる」とかいう本も出してますね。本当にムカつきますね。元旦那ってところでちょっと説得力ないですけどね。
