ABC理論 第11回「修学旅行などでのABC」

「みんな、家に帰るまでが修学旅行*1だぞ」
というのが、解散前に先生が必ず言う言葉ですが、私からは
「みんな、班決めからが修学旅行だぞ」
と、現在小中学生のCメンバーに言っておきます。

私の中学時代は、この修学旅行のおかげで席替えもAたちによって決められたという哀しい過去があります(詳細はhttp://d.hatena.ne.jp/admire-don/20041124#p1をご覧下さい)。

この手の学校での団体旅行(少年自然の家、林間学校、臨海学校、卒業旅行など)は、普段は、学校にいる時間だけヒエラルキーの圧政下にいればよいものが、朝から晩までクラスメイトと生活しなければならず、苦痛に感じる人もいるでしょう。また、乗り物酔いする人間にとっては、後々まで「ゲロ魔王」「ゲロ子」と呼ばれかねないため、トラウマの原因となる場合があります。

さて、私の経験なんですが・・・。
Aの強行採決による席替えによって、班も自動的に決まってしまった修学旅行*2。しかし、行ってみると思ったよりもの圧政はありません。なぜなら、A男達は、私らCのことなどどうでもよく、「女の部屋遊びに行こうぜ」という壮大な計画にご執心だったからです。

(以下、()内は私の心の内を表したものです)
A1「なぁ、今日A子に話をつけてきたから、今夜決行な」
(おいおい、夜襲でもするのかよ)
A2「まあ、ロクな女いないけど、行ってやるか」
(だったら行くなよ*3!)
A3「おい、先公たちは夜メシ食いに行くらしいから、その時間行こうぜ」
(それ、どこからの情報だよ。お前は軍師か。『諸葛亮いわく』みたいな)
もちろん、私はそんなことなど興味は無く、部屋で笑点を見ていました。かくして、「女子部屋電撃作戦*4」が決行されたのです・・・。

ちょっと長くなったので、続きは明日。

*1:ここは「遠足」「運動会」も当てはまる

*2:私も亀井静香先生みたいに「解散できるモンならやってみろ!」という位の気概があればよかったのですが・・・

*3:何故か中学時代の男は「クラスの女はブサイク」と言うなど「俺はこの位じゃ満足しないぜ」的発言をするんでしょうか?

*4:命名した