ABC理論

まず、republic1963氏、お読みいただき有難うございます。
今回は高校生のABC理論について・・・。
小・中まではA・B・Cタイプそれぞれがほぼ同じ比率でいると思われます。それはクラスと言う集合体が地域という括りで集められるため、どの地域に行っても同じような割合になるからであります。
しかしながら、高校はそうではありません。学力・専門性(商・工・農業高校など)などによって構成されるため、A・B・Cの比率は偏りを見せると思われます。例えば工業高校であれば、ヤンキーのようがAタイプばかりかもしれませんし、逆に機械オタクのCタイプが集まるかもしれません。共学であり、なおかつ学力も普通程度であれば、中学と同じような比率で混在することもありえます。

ここで私が言いたいのは、ABCのヒエラルキーは異性の存在によるものが大きいのでは以下ということです。私は男子校だったのですが、中学のようなABC階級はほとんど見られませんでした(あくまで私の場合ですが)。スポーツ万能タイプもいれば、秀才タイプもいて、はたまた授業中に隣の人と「ドラクエの呪文がどこまで書けるか対決」をしている人*1もいます。しかし、お互いがあまり干渉する(ここで言うといじめや差別感)こともなく、かといって完全に分裂しているわけでもない状況にあったのです。
これは全くもって私の推測なのですが、共学の状態では俺(私)が彼女(彼)を求める際、他の人間に比べどの位置にいるかをはっきりさせたいという意識から、ABC理論が生まれるのではないかと思うのです。その根底概念として、小学校低〜中学年までは、「いじめっこ・いじめられっこ」という階級差は存在しますが、それはあくまで力の差であり、確固としたヒエラルキーはまだ完成していないのではないかという考えがあります。

ここはぜひとも専門系の高校の人や、女子高の人たちの意見も聞けるといいのですが、残念ながらそういう機会が全くないので・・・。

今回はここで終了します。

*1:私です