この世で最も低俗な「30歳の保健体育 恋のはじまり編 」書評 その2

そもそもこの本自体が低ぞ・・・なんて、この本の第1章も実現していない低俗人間が言うことじゃないですよねー。


とりあえず(第3弾*1が出ることを期待して)宣伝。

30歳の保健体育 ?恋のはじまり編?

30歳の保健体育 ?恋のはじまり編?


前回の続きです。第3章から。

  • 第3章「印象を上げよう!」


印象を上げるとはまた難題がきましたね。大正時代をモチーフにした某ゲームのように、印象が上がると「ピンピロリロリン」みたいな音が鳴ってくれると有難いのですが、まあもしその機能が私に実装されると、不幸チャイムの無限ループになりそうなのでやっぱりいいです。


この章の主な内容としては、

・服買えよ。
・美容院行けよ。
・体鍛えろよ。
・女の子ほめろよ。

とまあ、こんな感じです。

この時点で私が達成している点は一つもないのですが、特にファッション雑誌を読めというのが困ります。

一応、20代後半では「メンズジョーカー」「ゲイナー」「スマート」を読めということらしいのですが、すいません、一つも読んだことありません。毎週ファミ通町内会を読む暇あるなら、それくらい読めよというのが一般の方からのご意見なんでしょうが、でもファッション雑誌って本当にみんな読んでるんですかね?


あと、「女の子ほめろ」というのも私は苦手です。女性の髪型が変わったのに、私だけ気付いていないということが結構多いのです。


うーんと、あんまりおもしろくないので、まあこんな理解度でいいか。よくないけど、いいんだ・・・。

  • 第4章 「プライベートな相手に」


現実世界の自分とは相当かけ離れてまいりましたが、続けます。


まあ例によって巻頭マンガがあるのですが、ここで女、いや「高橋さん」の素性がわかります。前の章で星好きとは聞いていましたが、正体は大学院生で、小型ブラックホールを作る人でした。すごいですね。まあ小型ブラックホールってそんなに簡単に作れるかどうかよくわかんないですけど。


この章で興味深かったのは、「女性にメアドを聞いたあと、実際にメールを送ったけど返事がなかったら・・・」という項目での結論です。

  1. まず、2週間は待ってみる。
  2. それでも来なかったら、別の話題でもう1回送ってみる。
  3. 3回送っても返事がなければ、脈はないです。


まあそりゃそうだろと思ったのもつかの間、


・半年くらい経ったら、もう1回送ってみましょう。もしかしたら返事があるかも!


えーっ、俺そんな脈無しな人にメール送る勇気ないよ!まあ公権力から「彼女の半径○○メートル以内に近づいちゃダメだぞ(は〜と)」的なメールが返ってこないことを祈ります。

  • 結論

何か、冒頭で書いた夢のあとの自己嫌悪がまだ続いています。この本の作者の人は次回作で、自己嫌悪から立ち直る本でも書いてください。お願いします。


あと5〜7章まであるんだけど、次回ということで、つづく。

*1:つーかネタもうないよね。思い切って離婚編とか