で、おれの恋はいつ始まるの?
- 作者: 遊人
- 出版社/メーカー: 宙出版
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: コミック
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おっと、こっちじゃなかった。
- 作者: 三葉
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2009/07/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こっちでした。
今日アマゾンから家に届きました*1ので、早速レビューを。
まず、「はじめに」に書かれている最初の言葉でヘコむ設計になってました。
「どうせ努力しても無駄」
いきなり私が一日に「酒井容疑者がこれまでに覚醒剤を使った回数(夫が供述したほうね)」と同じだけ吐いている口癖です。
「どんなこともやれるという覚悟があれば、彼女はできます」
⇒『そりゃ、やる気があれば痴漢でも犯罪でも何でもできるわ!』
まあ、これまでの自己啓発本と同じ感想を持ちつつ、本編に入ります。
- 本編の概略
今回も、前回同様各章の頭にマンガがあって、そのあとに「○○する方法」というハウツーが書かれています。
マンガの主人公は、前回から引き続き登場する「クピド」という愛の女神と、彼女いない歴=年齢という29歳の男「佐藤」という、まあ前回の「山田」役の男、そして女「高橋さん」の3名です。
前作は、いわゆるセックスマニュアルだったため、出会いについては「たまたま同窓会で知り合って仲良くなった」という、つい先日同窓会に行ってきた私からすれば「ふざけんな」的内容だったのですが、今回は、私を含めそんなキモ男の声を一迅社様が汲んでいただいて、まあお布施の二重取りという結果に至っているのですが・・・。
各章の内容は以下のとおりです。
- 女性に対する考え方
- 出会いを掴もう
- 印象を上げよう
- プライベートな相手に
- デートに行こう
- 告白・告白後
の全6章で、正直第1章以外はそのままギャルげーの攻略本に使ってもいいような章建てです。
今回も、私のレベルは第1章でとどまっているのですが、せっかくなので章ごとに感想を書こうと思います。
- 第1章
簡潔に書くとこんな内容です
「女を外見で判断しない」
「行動なくしてチャンスなし」
「運命の人なんて待っててもこねーよ」
「彼女の前に男友達を増やそーぜ!」
えーと、最後のは俺にどうしろと。困難に立ち向かう前に新たな困難作ってどうすんだよと。
あ、でも「行動といっても間違った方向の行動(いわゆるストーカーとか)はダメよ」とか「女の子からの社交辞令程度で『俺に気がある』と思うのは勘違いもはなはだしい」と忠告はしているので、社会道徳上この本がほんの僅かでも役に立っている・・・かなぁ。むしろストーカーするような人はそんなこと気にしないわな。
第一、世間で重大事件化しているストーカー事件って、モテない男というよりも、束縛心の強いヤンキー系の男が起こす場合のほうが多くない?そもそも非モテ男にストーカーをやる行動力なんてないと思うんですけどね、私を含めて。女の家に張り付くぐらいなら、家で寝てたほうがマシでしょう。
まあ、そんなストーカー論は置いといて、私の場合ここからクリアしないといけないようです。
- 第2章
は、出会いの場ということなんですが、まずその前にこの章の漫画に一言。
「こらこら!恋の始まりとかいって、結局この前と一緒じゃねーか!」
というのも、前述した彼女候補「高橋さん」がどういったきっかけで知り合うのかというと、
主人公「佐藤」は星(天体)好き
↓
男ばかりオフ会に行きました
↓
オフ会の仲間から「今回は女がいなくて寂しかったから、次回は星好き女と合コンだ!」
↓
合コンに来た「高橋さん」が「私も超新星好きなんです!後で詳しく話しませんか?」
↓
合コンサイコー!
という顛末です。
うーんと、「女がいなくて寂しいから、今度は女と合コン」という発想が、第1章レベルの私にはよく分りません。
それに「超新星が好き!」って何だよ!フラッシュマンかよ*2!
えーと、私、早速明日天体観測の本を買って勉強してきます。
それはいいとして、第2章の内容なんですが、知り合う方法として「合コン」「オフ会」「同僚」までは許します。「習い事」もまあいいでしょう。
「お店」・・・つまり店員を彼女にしようというのはいただけません。いや、そうやって結婚した人とかいますけど、何も恋愛弱者たる私たちにそれを勧めなくても・・・。
ということで、早速私は明日、本屋の店員に話しかけてきます。
まあ、第3章以降は次回に。
- それと最後に
この本、親が見たらどう思うだろう・・・。俺が親だったらTBSラジオの「ズバリ快答!テレフォン身の上相談」に電話します。
相談相手を山本晋也カントクにすべきか、福島瑞穂*3にすべきか、迷うなぁ・・・。まあ、そんなのは親になってから心配すればいいんですけど。
つづく。