童貞が考える性教育論 その壱「ヤらない性教育とヤる性教育」

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/071125/bks0711251202007-n1.htm
↑【書評】『性教育の暴走』
ちょっと前ですが、過激な性教育が問題になっているという話を聞きました。
・小学生のときからセックスを思わせるような教育をする。
・中学校でコンドームのつけ方を実演した。
・同じく中学生でピルの使い方を教えた。
他にもいろいろあるようで、ちょっと前まで自民党でも過激な性教育イカンザキ*1!と対策チームを作って取り組んでいたらしいです。


これまで、性教育というのは学校教育のタブーとされてきて、最初は「若いころはセックスより勉学に励むべき!」ということで、とにかく「未成年はセックスやっちゃダメ!」という考えがあり、最近東京都で「15歳以下の性交渉を条例で禁ずるべき」という意見が出たように、この考えは今でも結構根強いんじゃないかと思います。


ただ、「そりゃ勉強よりもセックスに励んじゃうよね、大人も分かるよ」という考え方もあって、セックスはいいけど考えもなしに子供とか産んじゃうとマズいので、むしろ早くコンドームやピルの使い方を教えておくべきというのが、上記に挙げたような「過激な性教育」という形で表われているのだと思います。

ただ、両派ともに言えることは「間違った性交渉を防ぎたい」ということであり、簡単に言うと、

早いうちから性教育なんぞやったら、余計若いころからセックスしちゃうだろ!

という意見と

いや、どうせ若いうちからセックスしちゃうんだから、今のうちじゃなきゃダメなんだ!

という論点がある訳です。

でも、この二つの論点に共通する前提がありますよね。
「未成年はセックスをやりたがっているし、実際やっている」
ということです。

えーと、ここから下は「童貞なぞ生きる価値なし」というご意見の方はお読みになられないほうがいいと思います。

上記の「未成年セツクス、ダメ、ゼッタイ」派(以下否定派)と「セックスもいいけどコンドームもね」派(以下肯定派)は重大な問題を見落としてます。性教育には「性交渉の低年齢化*2」「間違ったセックス」という問題とは別にもうひとつ、「セックスを知らない子供⇒大人たち」という問題があるのです。

キモいんで続きはWebで、いや次回で。

追加
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1061497.html
これはヒドいけど笑ったなぁ。まさか国旗でこんなに笑いが生まれるとは。いや、ウェールズの人には申し訳ないけど、日本人のいい意味でのバカっぷりを見た気がする。

*1:甘寧!でも可

*2:http://www.jase.or.jp/jigyo/youth.html参照。あ、そこの童貞大学生さん、間違っても「大学生でも性交渉は6割程度なんだ〜」なんて安心してはいけません。そんな余裕ぶっこいているから、こんなブログ書いちゃうダメ大人がいるんですよ