これだから民主党は・・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071104-00000004-yom-pol
民主党の小沢代表、辞職願提出「党内混乱の責任取る」

民主党は何度同じことを繰り返せばいいんでしょうか?

菅直人(1回目)⇒女性問題で党内から批判が上がり代表選で敗北。
鳩山由紀夫中野寛成を幹事長にして「論功行賞だ」と党内から批判が上がり辞任。
菅直人(2回目)⇒年金が未納だったと党内から批判が上がり辞任*1
岡田克也⇒2005年の衆院選惨敗の責任を取り辞任。
前原誠司⇒所謂「偽メール問題」で責任を取り辞任

これが現在の民主党結党以来の代表が辞任した理由リストなんですが(かなり要約)、見えてくるのは「自爆が多いこと」と「党内から批判が上がること」。特に何か問題が起こったときに親分を守ろうとする意識が全くない(これは安倍政権時の自民党もそうでしたが)ように感じられます。

確かに、問題を起こした代表を下の人間が批判、糾弾することは正しいと思います。ただ同時に組織である以上、組織の長たる代表を守ろうとする意識がなければ、継続した主義主張を唱えることも、国民*2の支持を受けることもできません。

民主党は森首相のとき、加藤の乱のとき、郵政解散のとき、そして参院で第一党になった今回といくらでも政権を奪取するチャンスを持ちながら、いつもいつも足を引っ張り合い、自爆してしまうのです。「これは自民党の陰謀だ!」と思われる方もいるでしょうが、そんな陰謀ごときで潰されているようでは政権など担えるはずもありません。


私は菅直人が2回目の辞職をしたとき、未納であるかどうかも確認しないで代表を降ろそうとした時以来、民主党が嫌いになり、それ以降一度も投票したことはありません。今の時代はとにかく早く真相を究明することが正しいという風潮になっていますが、それはマスコミが「早く次のネタが欲しい」ということにも繋がっているのではないかと思います。


次に誰が代表になるか分かりませんが、こんなことをやっている以上、民主党が政権をとることは永遠に来ないと思います。

*1:しかし、実際は未納ではなかった

*2:この言い方がすごく嫌いですが。マスコミが言う「国民」とはてめえの主張に沿った人間しか指しませんからね