いじめドラマって、何か幸せなんだかどうなんだか・・・。

さっきまでわたしたちの教科書見てました。現役バリバリCクラスの私としては、こういうイジメドラマはどうも他人事とは思えず観るに耐えないということでパスすることが多いのですが、たまたま観て真木よう子が可愛いなという極めて非モテ的理由で観始めてしまいました。
で、今回は簡単に言うといじめていた側がいじめられるという、どうもこの手のドラマでは常套手段の展開になったのですが・・・。いじめられスレスレのところを常に味わってきた私としては、こういう展開が大嫌いなんですよね。
まあそりゃドラマですから、Cクラスっぽいいじめられっ子が自殺して、そしたらまた別の子がいじめられて、でもそのほかの人の学園生活は非常に充実して、恋だのなんだのと騒いだり、部活に精を出したりと「たのしいせいしゅん」を謳歌して何事も無く感動の卒業式!というのでは話にならないですし、何だかんだ言って「いじめの原因は大人のせい、教師のせい、国のせい」というところにもっていかないとリアルすぎてそれこそ万人が観るに耐えないものになってしまうでしょうから、ある意味仕方ないとは思います。
でも、本当のいじめの辛いところって、「周りはいじめと思っていない」ところにあるんじゃないかと思うんです。まあ今更な話ですが、いじめドラマみたいに最後には生徒全員がいじめについて真剣に考えるということは無いとまでいえませんが、そうなることは少ないでしょう。だって、さっき挙げたようにみなさん、恋だの部活だので忙しいんですよ。
いじめドラマは何らかの形で解決するんですから、ある意味幸せですよね。まあ、その前に自殺する生徒とかが出てきちゃうことが「幸せ」というのがいいかは分かりませんが、少なくとも「いじめ」という認識がクローズアップされるだけでもまだマシなんじゃないかと思いますがね。

何か、本当にどうでもいい話ですいません。さようなら〜。