かなしいゆめ

きょう、donくんはゆめをみました。それはたのしいゆめでした。
ちゅうがっこうのしゅうがくりょこうにいくゆめでした。きょうとにいくしんかんせんのなかで、まわりにおとこのこもおんなのこもたくさんいて、みんなでトランプをしたりおべんとうをたべたり、それはそれはたのしいできごとでした。
めがさめました。donくんはいままでのことがゆめだときづきました。たのしいたのしいゆめなのに、donくんはとてもかなしいきもちになりました。

どうしてだろう?

donくんのみたゆめは、ちゅうがっこうのころのおもいでにはありませんでした。ゆめはゆめでしかなかったのです。
「ひもてどうていやろうのみるゆめなんて、みんなかなしいゆめなんだよ」
donくんはくらいくらいきもちで、しごとにむかうのでした。

えーと、これは今日の実話(夢だから実話じゃないか)です。ちなみにリアルdonくんが中学校の修学旅行で京都に向かう新幹線のなかでしていたことは、一人でロードス島戦記の読書、が正解です。多分火竜山の魔竜(シューティングスター)の巻だったはず。

おしまい。