「マスター、いつものを出してくれ」

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/reader/200509/2005090100165.htm
今日こそ「キープ」論です。論って程の物じゃないですけど。

ひとくちにCクラスといいましても、私のように、恋愛という項目には「いまわしききおく」という呪われたアイテムが装備されていて、外そうにもただ不気味な音楽が流れるだけみたいな、まあ簡単に言うと恋愛とは完全に拒絶したダメ人間もいれば、いつか「彼女(彼)との甘いひととき」という空中庭園をひたすら目指し続けるけなげな勇者たちもいるわけです。

で、今回の「キープ」とかいう風習に最も苦しめられているのが、後者の「けなげな勇者たち」なのではないでしょうか?Cクラスであっても、ダラーンとムダに生きる私のような人間ばかりではなく、その不遇な立場をバネに有名大学に入り、有名企業に就職し、いわゆる「普通」の趣味にも造詣を深めるなど、並々ならぬ努力をされているCの鑑ともいうべき人たちは多くいるわけです*1
でも、この「キープ」の話でいくと、やはり顔や性格*2ありきで、勇者たちはキープという2番手にランク付けされてしまう。まあ少なくとも逆、ヒモ的な男が2番手ということは有り得ないでしょうし。
勿論条件の良いほうを選ぶということは、人間の子孫を残すという本能からすれば正しいことですし、ビジネスでいうところの「相見積もり」みたいなもので(この場合対等ではないのでちょっと意味合いは違いますが)、一概に否定できる物ではないかもしれませんが・・・。ともかく、「勇者たちよ、いざ行かん。遥か天空にあるという恋愛の空中庭園*3!」と、ダメCの私も影ながら応援しております。

でも、「視野が狭い」だなどと言われるのは非常にムカつきますね。てめーがこっちの「世の中」の広さを決めんなよと。「世の中」つーのはイコール異性の数なのか!もしこの文のまま言われたとしたら確実にブチキレますけどね、私なら。何が「良かったじゃん」だよ!

結論
出席者全員が「キープは当然」みたいな集まりには行きたくないものです。

*1:ここでは敢えて「脱非モテ」の「非モテ批判」という話は伏せておきましょう。彼らも必死だからこその批判なのですから。

*2:この性格というのは、「女性と付き合うことに適している」という性格ではないでしょうか?どんなに一般的にいう性格の悪い奴でも、モテている奴はいるわけですし

*3:バビロンの空中庭園は空中じゃないですが