ソフトバンクに頼って大丈夫なのか?

今までニッポン放送の件についてこれまでフジテレビはほとんど沈黙を保ってきましたが、ここに至ってソフトバンクの子会社に貸し株をするということで、急に報道し始めましたね。そして他局も今まではライブドアに味方をしていた部分もありますが、ここ数日で一斉に堀江バッシングへと変りつつあります。
さらに、ニッポン放送ライブドア傘下になった場合、タモリ中島みゆきらが降板・出演拒否を発表したらしいです。これは意外に効果あるのではないでしょうか?一般の方々は高裁の差し止めとか言っていたあたりでは、堀江社長のやっていることは何となく正しいようなイメージだったのでしょうが、「えー、タモさんが反対しているってことは、やっぱりヤバいことなんじゃないの?*1」となるかもしれません。

そして、フジ以外の放送局も、今までは「ここでフジをちょっくら叩いておくか」とばかりに堀江社長を出演させるなどして、半ば面白おかしく毎日報道していましたが、実際に放送局へ経営権が届くという時期になると、「やっぱり公益性の高い放送業界をマネーゲームの対象にするのはおかしいのではないか」と、これからはライブドアを追い落としにかかってくるでしょう。所詮、報道の公益性なんてこんなもんですかね。

そして、野球に続き漁夫の利のごとくいいところを持っていったソフトバンクですが、本当に大丈夫なんでしょうか?何の得もなくフジを助けるとは思えません。数年後、ほとぼりが醒めた頃にソフトバンクへ支配されていなければいいですが・・・。

*1:まあほとんどの人がAMラジオでタモリがレギュラーを持っていたことを知らないんでしょうが