本題

A 大野君 杉山君
まあこれは誰しも認めることでしょう。サッカー(清水なのでサッカー上手いと言うのは相当なステータスのはず)が得意・ケンカ強いなどは、Aの素質十分です。
対する女のAなんですが、小学生位だと、男は運動能力、女は習い事(ピアノなど)が結構な力を発揮します。笹山さん、城ヶ崎さんあたりなんでしょうか?あんまり話に絡んでいないので不明です。しかし、小学生時の女Aは政治力と言うより、見た目の可愛さなどが重要視される傾向にあるので、妥当な線と思います。

B(男)はまぢ ブー太郎 関口 花輪くん 長山くん
前3人と後ろ2人では性質が異なるんですが、前3人(公式にB級男子トリオといわれているらしい)は、バカっぽい行動が目立つものの、小学生の頃は誰しもこういう面があり、まんがでその面が強調されていると考えると、このような図式になると思います。実際、初期の話ではこのあたりの人物が常連であり、一般層からみても最も共感できるゾーンでしょう。
花輪君は前回の講義に出てきた「Bリッチ」クラスなので、少々性質は異なります。
長山くんは「知識」というステータスと、いやみのない性格がこのクラスに位置される要素なのですが、周りの状況によってはCにされてもおかしくはないちょっと危険な位置です。

B(女)まる子 たまちゃん その他女子
女子のBって男子のようなやたら「うんこ」とか無意味に言い出すバカっぽさがないので、あまり個性が出にくく、ここでは主人公とその親友(眼鏡っ子)以外はあまり登場しない(しても話題に絡みにくい)と思われます。

C(男)丸尾 小杉 山根 永沢 藤木 
この並べ方は、左に行くほどBに近くしてあります。委員長である丸尾は規則に厳しい+マザコンということでウザがられてはいますが、一応常識的なのでC度は低めと予想。小杉はデブキャラの個性がA層の受けを良くしているためやや上位。山根は性格的問題はあまりないものの、病弱(胃弱)のためCの中位。ただ病弱というのはプラスにも働く可能性アリ。
対して後者2人は、「Cの見本」といえます。暗さや性格の歪みは、A・B層から嫌悪されても仕方ない感はあります。しかし、C党の私から見ると、ときに彼らの気持ちが分かるのです。

C(女)みぎわさん 前田さん
みぎわさんは花沢さん(byサザエ)並みのブサイク愛嬌さがあるためまだマシですが、前田さんは筋金入りです。いわゆる学級会で無理やり意見を通そうとするブサイク政治力を持っており、最も手に負えないタイプです。
C女が政治力を発揮できる背景には、男と女で階級の認識が異なるためと思われます。
男の階級はケンカの強さ(特に小学生は)など力によるヒエラルキーのため、CがAたちの同意を得られることはまずありません。
しかし、女の階級は社交性や容姿が男子よりも早く導入され、また目に見えた階級というより暗黙の了解によるヒエラルキー(男は口に出して「あいつはケンカ弱い」というが、女はおおっぴらに「あの子はブサイク」とは言われにくい)であるため、A・B層は「余裕」が生まれます。心の中で「あの子ブサイクで可愛そうだから協力してあげるわ」と思いつつ、C女の政治に従うことがあるのではないかと考えます。

さて、これをみなさんの小・中学校時代と重ね合わせてみましょう。多分多少の違いはあるものの、おおよそあてはまるでしょう。もし、あなたがAもしくはBだなと思った方、今からでも遅くはありません。Cに該当したあなたの同級生の悲哀を少しでも理解してあげてください。それ以上は求めません。そもそも同窓会にCが来る確率は低いでしょうから・・・。

次回は「同窓会編」でしたね。あぁ、あの悲劇が蘇ってくる・・・。