ファミ通 2/9・16合併号レビュー

表紙は杉本有美という女優です。戦隊ものに出ているらしいです。

  • 2008年 年間売り上げソフトランキング

発表されました。1位こそPSPのモンハンでしたが、それ以外のTOP10は全てDSかwiiという結果です。任天堂もここまで復権するとは・・・。これじゃあ何が何でもDSで出したくなる気持ちになるよなぁ。


私が一番驚いたのは、わがままファッション ガールズモードという、恐らく女の子しか買わないであろうゲームが50万以上売り上げ、今なお週間売り上げの3位に入っているということ。昔は女の子用ゲームってあまりなかったし、あってもそんなに売り上げが立つ程じゃなかったけどなぁ。


しかし、最近腹が立つのは、wiiとかDSでwiiFitとか学習ソフトが売れている現状を見て


「ゲームっていうのはオタクのものじゃないんだよね。任天堂はさすが目の付けどころが違う」


とかいう人の多いこと多いこと。

確かに任天堂自身がかつてそういう発言をしていたこともありましたけど、一般人に言われると「おいおい、それまで10年くらいのゲーム業界を支えてきたのは誰なんだよ!」と言いたくなりますよ。

そういう人はバイオハザードやFFですらオタク扱い(でもドラクエはそうでもない)するし、ちょっと前までゲーム機全般をファミコンとか言っていたりしてたくせに・・・と、思ってしまうのは私だけですかね。


で、そのDSに河津神登場です。神は白髪が増えましたが、それでも若いという感じがしますね。

今回は神と、聖剣シリーズやゼノギアスなどを手がけた田中弘道氏へのインタビューなんですが・・・。


お分かりかとは思いますが、神と田中氏はGB版の元祖を作り出したいわば創造神であり、今回のリメイクに直接携わってはいません。

まあそれはいいとして、実際は三浦宏之氏という人がプロデューサーなんですが、インタビューの場に来ているにも関わらず、顔出しもなければ*1トークした部分も「この後、三浦氏はこうこう語った」と要約みたいな表現にとどまっています。


確かに、私も神の写真で記事に注目しましたし、スクウェア黄金期を支えた面々は広く浸透しています。ただ、ちょっとくらい紹介があってもよかったのではと思うのです。


残念ですが、今やスクウェア(と敢えて言う)らしい作品をいくつも出せるような時代ではありません。大作RPGと謳った作品が漢検DSとかに負けてしまう時代なんです。三浦氏を表に出せとまでは言いませんが、「リメイクはこういうヤツが作っているんだ!」というメッセージはあってもいいのかなぁと。

それで酷評する人もいるでしょうし、私みたいに興味なしで通り過ぎてしまう人間もいるでしょうが、恐らく「白黒の画面より、こっちのこうがいいじゃん」と思う人間もいるはずです。その時、ファンが三浦氏を覚えてくれれば次の作品に繋がるのではないかと。


で、この項の本題。何でサガ2がDSリメイクなのか分かりました。やはりサガ1はワンダースワンでリメイクしたからということ。

あぁ、よかった。数年前、わざわざイギリスまで持っていってユーロスターの中でプレイしたあのWS版サガ、忘れられてなかったよ・・・。

  • 今週のファンなら買い

は、お休みします。何か、みんな6〜8点で収まっててつまらん。

あ、ソウルイーターは5点叩いていたので、敢えて出すならこれか。

  • 曇りガラスの向こうは風の街

る〜る〜る〜 る〜るっるっるっ る〜るっるっるっ る〜るっるっるっる〜


えーと、ファミ通を読んだ人なら、そろそろ私の言いたいことが分かってくださったかと思います。

そうです。今年最大の注目作(ファミ通内で)!近藤るるる*2 先生の新連載、その名も、


テラオ(副題:Next Generation Console machine)


1コマ目がPSPと、赤字に喘ぐソニーに配慮する親切さからスタートしております。

あらすじは、本誌で確認を・・・って読んだらあらすじじゃないので、簡単に。


主人公は新任教師で、担任するクラスが学級崩壊してます。それで転任させられるのが、

「小笠浦諸島 トーサン島」

えっ?小笠浦って、コナミが野球選手の名前を他社に使用させないというのが続いているラパレルワールドで、巨人の(中日でも可)小笠原についた選手名?*3

モデルの島は言わずもがなでしょう。下記参照、一番下の島ね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E7%88%B6%E5%B3%B6%E5%88%97%E5%B3%B6001.jpg


で、主人公の心配が「発売日にゲームが買えるの!?」


乞うご期待!

  • 今週のagean

今週は、ショタコン必見!挿絵に半ズボン少年が描かれてます。内容は、すいません、最初を読み損ねたのでちょっとまだ・・・。

  • 今週の町内会・・・の間に

FF13とかディシディア攻略とか、白騎士物語とかあったけど・・・私が言及する資格もないですね。

  • 今週の町内会

大予言惜しい!編集があと少し遅いか、安田美沙子がもう少し正直に言えば、編集者のコメントも変わっていただろうに・・・。それじゃ予言じゃないか。


・・・いや、そういえば・・・町内会の今のテーマは!これか!ファミ通はもう年末からこのネタの答えの第1文字目を予言していたのか!!

  • 186ページ

ファミ通の表紙イラストで有名な松下進先生が顔出し登場しているんですが、何か劇団の主宰みたいでビックリ。

最近、このコーナーで1万以上する財布や時計を売っているけど、ファミ通読者がそんなに買っているのかなぁ・・・。

もしや、いずれは「おしゃれになりたければ、とりあえずファミ通販で揃えろ!」みたいなのを目指しているのか?

・・・って、もういいですよね、前回ネタは。

  • 動きがありしだいお伝えいたします。

「赤い糸DS」のパッケージがこのマンガの1コマ目だったらよかったのに。

  • 最後に

今週はアマガミ特集ありませんでした。でも来週はあるらしい!これで来週まで生きる希望が生まれた・・・という生き方もまた、生き方、人生なのです。


おしまい。

*1:ゲーム開発者の顔を見てどうするんだという意見はごもっともですが、神や田中氏は今やゲーマーならクレジットなしでも誰であるか分かるお顔です

*2:上の「る」も一応かけているということで

*3:どうでもいいけど本当の小笠原は小笠原諸島の親善大使みたいなことをやっていたはず。

今週のどうでもよいこと

篠原涼子が歌った「愛しさと切なさと心強さと」は、
アニメタイアップ曲売上No.1
であり、なおかつ
映画(アニメだけど)タイアップ曲売上もNo.1
(勿論日本でね)。


※それでも売上(202.1万枚)は、H Jungle With tの「WOW WAR TONIGHT」に及ばない(213.5万枚)。


でも、今小室哲哉を揶揄している人って、全盛期のファンよりもずっと高年齢層の人たちが中心になっていると思う。

悪いのは詐欺行為であって、お金持ちがお金を使うことは、別に何にも悪くない。それにも関わらず、今は詐欺の手口なんてどうでもよくなって、


「小室はこんな金の使い方をしていた!」


というところばかりが強調されている。


格差社会だ何だと言っておいて、金持ちになること、金持ちであることは悪とする。
上の人間がすすんでレベルと落とし平準化することなど絶対あり得ないのに。


いやいや、数年前マガジンで短期連載されたこの作品は実によく的を射ていた。

M.I.Q. 1 (少年マガジンコミックス)

M.I.Q. 1 (少年マガジンコミックス)


この作品がもし今でも続いていたら・・・、


少なくともここ数日で大損こいた人間が増えていたことは間違いないな。このマンガ、1巻でレバレッジとか教えちゃってるからなぁ。